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Web行動心理学研究所は、ディスプレイ広告のパフォーマンスを向上させるため、株式会社インフォデックスが外部有識者の皆さんと共に運営している研究チームです。 ユーザーがWeb広告と接触して反応する際の「行動心理」について、基礎的な研究やテスト配信に基づいたデータの蓄積~公開を行っています。 ブログでは、マーケティングや広告制作に活用できそうな行動心理の紹介や、行動心理を適用したバナーを実際に広告配信をして広告効果を検証したレポートなどを掲載しています。

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ユングの類型論を活かしてユーザーペルソナを描こう

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マーケティング戦略の一つとして、ユングの類型論を生かしたユーザーペルソナを描いてみませんか。今、ユーザーの嗜好や価値観は多様化しており、同じ属性であってもニーズが違うということは多いもの。
年齢、職業、趣味、休日の過ごし方だけでは行動を左右する心のニーズまでは見えてきません。そこで、ユングの類型論をベースにした8つのペルソナイメージをご紹介します。

そのタイプはその時どんな反応をする?~外向性と内向性~

人が持つ心理機能を、ユングは大きく「思考」「感情」「感覚」「直観」の4種類に分類しました。誰しも全てを持っているものの、たいていはどれか一つが強く発達しており、それがその人の心のタイプを形成していると言われます。また、人が何かに出会った時の反応の仕方を、ユングは「外向性と内向性」という言葉で説明しています。こちらも誰しもが両方を持っていますが、習慣として表に出やすい態度があるのです。
例えば、自分を信じて前向きに反応するタイプ、つまり積極的に関わろうとするタイプを「外向的な態度」と呼びます。一方で、最初は「イヤだな……」と拒否するように身構え、よく観察してから反応していくタイプ、つまり消極的に近づこうとするタイプを「内向的な態度」と呼んでいます。

これはインターネット上で、新商品や新人アイドルを見つけたとき、また、人だかりを見たときの反応に通じるでしょう。内向的な人は「大人気」、「世界的に有名」、「売上げナンバー1」といった理由で近づこうとしません。自分の価値判断に合わなければ素通りしますが、価値観があえば規模や知名度を問わず興味を持って近づくでしょう。
一方、外向的な人は興味や関心が外の世界に向いているので、どんな対象にも自分を合わせていけます。好みかどうかにかかわらず新しいものにも積極的に近づいて、関係を持とうとすることができます。そういった行動に楽しさを感じるので、新製品などで流行を作りたい時に盛り上げてくれるでしょう。

ペルソナ8つのタイプイメージとアプローチのポイント

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ユングは、上記の心理機能4タイプに、反応の仕方2タイプを掛け合わせ、人は大きく8つの個性タイプに分かれると説明しています。そこで、同じ「〇〇が好きな人」という属性の中にも8タイプのキャラクターがいると考えてみてください。あなたの会社がアプローチしたい人はどのキャラクターでしょうか。

では、8タイプのイメージを見てみましょう。

外向的思考タイプ=学者肌/内向的思考タイプ=哲学者肌

外向的思考タイプは、理論理屈を重視し、ルールや法則を知りたがるため学者肌と言えます。そのため、こうしたターゲットには学者が納得するような分析や調査の結果を用意することが重要です。

一方、内向的思考タイプは、同様にルールや法則は重視しますが、それらを自分の内面に当てはめて考えます。つまり、自分らしいか、人として筋が通っているか、といったことを重視するのでイメージは哲学者肌。どちらも筋を通すことがカギになります。

外向的感情タイプ=流行を追いかける人/内向的感情タイプ=修行者のような人

外向的感情タイプは、外の世界で大衆の好きなものを見いだし追求する、明るい盛り上げ役タイプ。芸能界やショービジネスのような表現を好み、流行にも敏感です。

一方、内向的感情的タイプは、損得や世間体などをあまり気にせず、自分らしさを追いかけるタイプ。繊細な感性で自分以外の対象に愛情を向けることに喜びを感じるので、その姿は修行者のようです。どちらも「好き」という感情がカギになります。

外向的感覚タイプ=職人肌/内向的感覚タイプ=評論家肌

外向的感覚タイプは、好き嫌いなど個人的な感情に振り回されず、独創性より正確さを重んじるので、対象との向き合い方が職人的です。このタイプには事実を正確に伝える姿勢が必要。

一方、内向的感覚タイプは、物事を正確に知るだけで終わらずその奥深さにもこだわります。雰囲気や存在価値なども評価するので評論家のようです。芸術系ペルソナにはこのタイプが多いでしょう。どちらも事実体験がカギになります。

外向的直観タイプ=発明家タイプ/内向的直観タイプ=詩人タイプ

外向的直観タイプは、まだ表出していない隠れた可能性に敏感な人。最先端のビジネスや機器、未知の分野への好奇心が強く、何かを発掘するのが好きなので発明家タイプと言えます。

一方、内向的直観タイプは、自分の内面に対して可能性を求めます。ひたすら自分の心の中に入り込むため、表現は詩や小説のように個性的。ファンが限定的なマニアックな世界に反応します。どちらも未完成さがカギになります。

ユーザーをコンバージョンへと導くシナリオをつくろう!

自社のターゲットとなるペルソナイメージはわいてきたでしょうか。そのキャラクターが明確になれば、コンバージョンへと導くストーリーは組み立てやすくなるでしょう。
ポイントは、ターゲット像を明確にし、そのタイプが大切にしているものを外さず、ニーズをつかむこと。そしてそのペルソナに感情移入し、共感を呼ぶメッセージやWebサイトをつくっていくことです。


参考:手に取るようにユング心理学がわかる本  長尾剛著/かんき出版

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