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Web行動心理学研究所は、ディスプレイ広告のパフォーマンスを向上させるため、株式会社インフォデックスが外部有識者の皆さんと共に運営している研究チームです。 ユーザーがWeb広告と接触して反応する際の「行動心理」について、基礎的な研究やテスト配信に基づいたデータの蓄積~公開を行っています。 ブログでは、マーケティングや広告制作に活用できそうな行動心理の紹介や、行動心理を適用したバナーを実際に広告配信をして広告効果を検証したレポートなどを掲載しています。

【NLPの応用】聴覚・視覚・体感覚を意識して、ターゲットに印象づける

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NLP(神経言語プログラミング)は「脳の取扱説明書」とも言われますが、行動を観察してタイプを見極めるという点では、行動心理学に近いかもしれません。

人の思考が五感、特に聴覚と視覚、体感覚(触覚)のうち、どの感覚をもっとも優先しているかを、日常の行動や言葉から推しはかり、その感覚に訴えることで、相手の理解度を高めたり、感動を与えたりして、コミュニケーションを円滑にするものです。

つまり、多くの人の心に届かせたいなら、聴覚と視覚、体感覚のすべてに訴えるキャッチコピーでなければなりません。たとえばターゲットが聴覚タイプなら、聴覚に強く訴える言葉や表現を使うべきで、視覚や体感覚に訴える言葉を意識する必要はないということです。

Webサイトのユーザー層によって、使い分けると良いでしょう。それでは詳しく見ていきましょう。



Webマーケティングにも応用できる「NLP」とは?

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NLPは3人の天才セラピスト、催眠療法家のミルトン・エリクソン、ゲシュタルト・セラピーのフリッツ・パールズ、家族療法家のバージニア・サティアのスキルパターンを分析し、体系化したものです。

特徴的なのは、人によって優先される五感の感覚が違うと考えていることです。特に聴覚と視覚、体感覚(触覚)のどれかが優先されるとしています。


NLPを疑問視する学者もいますが、具体的な効果も上げています。実際に、目で見たものに強い印象を受けやすい人と、耳に聞こえるものをよく覚えている人、その時の天気や風の強さなど体に受けた感覚に注目しがちな人など、人によってさまざまな傾向があります。そして、相手が敏感な感覚に訴えれば、心をゆさぶるのも必然といえます。

NLPをマーケティングに応用するには、まずターゲットがどのタイプであるかを考えます。ユーザー層が明確に決まっているWebサイトならば、ユーザーからのレスポンスに注目すると、どのタイプが多いかをある程度推し量ることができます。

感情表現がはっきりしているなら視覚タイプ、理論的なら聴覚タイプ、直感的なら体感覚タイプと考えられます。




視覚・聴覚・体感覚タイプを知って効果的なアプローチを

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たとえば、「海」をイメージするとき、視覚タイプは主に青い海や白い波を思いだし、聴覚タイプは波や風の音を思いだし、体感覚タイプは体に当たる風を思いだします。

また、よく使う言葉を調べると、視覚タイプは「目に見えるようだ」とか「花が笑っている」というように、目で感じる表現が多いようです。これに対して聴覚タイプは擬音や、「悲しく聞こえる」などの耳で感じる表現、そして体感覚タイプの人は、「腑に落ちた」「あたたかい人だ」など、体で感じる表現を使うことが多いと言われています。PRしたい商品やサービスのターゲットがどのタイプか、想像してみてください。一つのタイプに絞り込めそうですか?

では、それぞれのタイプにどんなアプローチが効果的なのでしょうか。視覚タイプの人はグラフや絵、写真などを多用すると効果的であると考えられています。一方で、聴覚タイプは理論的な人が多いとされ、単語一つ一つの感覚にも注目するので、言葉選びも重要でしょう。体感覚タイプは直感的。ゆっくり丁寧に説明を受けると印象に残りやすいとされます


NLPをコピーに応用してみよう

実際に、NLPをコピーに応用してみましょう。視覚・聴覚・体感覚タイプが使いがちな言葉や、心に響きやすい表現をまんべんなくちりばめれば、すべてのタイプに訴えるキャッチコピーになります。また、ターゲットがあるタイプに限定されるなら、そのタイプの人がよく使う言葉や表現を重点的に使えばよいのです。
それでは具体的に、それぞれのタイプがよく使用する表現や、表現の手法を見てみましょう。

視覚タイプ

よく使う表現:映す・見通し・注目・イメージ・キラキラ・大きい・ビジョン・目立つetc.
表現の手法:外見や見た目を表現する(ex.シンプルなフォルム・カラフルな色使い)。図やイラストを併用する。

聴覚タイプ

よく使う表現:耳にする・リズム・ハーモニー・音色・前代未聞・調子を合わせる・響く・沈黙etc.
表現の手法:理論的に説明する(ex.特長は○○!・○○の働きで○○の効果)。

体感覚タイプ

よく使う表現:実感・触れる・感覚・暖かい・ソフトな・把握・安心・ショックetc.
表現の手法:直感的な表現。しかしコピーはもともと直感に訴えるものなので、体感覚タイプはコピーから強い印象を抱きやすいタイプと言える。Web上に文字で表示されたキャッチコピーや説明を、低いトーンでゆっくり読み上げる音声を併用するとベター。


ターゲットをリサーチし、コンバージョン率をアップ

商品がターゲットの心に強く印象付けられれば、コンバージョンにつながります。即購買にはつながらないとしても、Webサイトへのリピート率がアップするなどの成果が見えるはずです。まずはターゲットのタイプをリサーチし、NLPの理論を応用してみてください。

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