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Web行動心理学研究所は、ディスプレイ広告のパフォーマンスを向上させるため、株式会社インフォデックスが外部有識者の皆さんと共に運営している研究チームです。 ユーザーがWeb広告と接触して反応する際の「行動心理」について、基礎的な研究やテスト配信に基づいたデータの蓄積~公開を行っています。 ブログでは、マーケティングや広告制作に活用できそうな行動心理の紹介や、行動心理を適用したバナーを実際に広告配信をして広告効果を検証したレポートなどを掲載しています。

5分でわかる!「時間」を駆使したキャッチコピー術

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キャッチコピーの印象を強めるテクニックによく使われるのが、「数字を使う」という方法。数字を使うことで、抽象的なイメージが具体的になり、説得力が増す効果があるからです。

キャッチコピーに使われる数字には、値段、サイズ、確率などいろいろありますが、「かかる時間を提示する」ことが効く場合もあります。
今回は、ユーザーの行動を動かす「時間」を駆使したキャッチコピー術をお伝えします。

「かかる時間」を見ると興味がわいて、欲しくなる

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どんな商品でも、詳細の分からないものを買おうという気は起こらないものです。特にインターネット通販では、商品を手に取れないのですから尚更でしょう。

例えば、通販サイトで美味しそうな料理が販売されているとします。でも、値段が分からない、量が分からない、原料に何が何%使われているか分からないとなると、おそらく誰も安心して購入できないでしょう。人にとって購入の引き金を引くのは、具体的な数字情報なのです。

では、「かかる時間」の情報が購入の引き金になるのは、どんな商品でしょうか。それは、ベネフィットを得るまでに一定の時間がかかる商品です。例えば、ダイエットや健康食品、薬、売上げアップといったビジネスの成果などです。

つまり、ユーザーに「変化」や「成果」を提供する商品やサービスです。どれだけの時間を費やすとどうなるのか、どんな状況が改善されるのかといったベネフィットまでの「時間」が魅力となり、購入動機となるのです。

「かかる時間」をタイトルに提示した書籍がたくさん

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今、出版されているビジネス系・教養系書籍には、ベネフィットを得るまでにかかる時間をタイトルにしたものが数多くあります。実際にAmazonで検索してみると、あらゆるジャンルで数えきれないほど出版されていました。一部、ご紹介しましょう。


<書籍タイトル例>
・「自分の考えを『5分でまとめ』 『3分で伝える』技術」和田秀樹著 KADOKAWA/中経出版
・「たった1日で即戦力になる Excelの教科書」吉田拳著 技術評論社
・「『1秒!」で財務諸表を読む方法」 小宮一慶著 東洋経済新報社
・「一週間で腹を凹ます体幹力トレーニング」 木場克己著 三笠書房
・「一日3分で医者いらず こころとからだを整える『呼吸法』」丸山浩然著 幻冬舎
・「図解30分で英語が話せる」 クリス岡崎著 ダイヤモンド社
・「60分でわかる! クラウドビジネス最前線」クラウドビジネス研究会著 技術評論社
・「10日でSEO&アクセスアップ Jimdoデザインブック」赤松幸太郎著  エムディエヌコーポレーション
・「たった2日で楽しく身につくHTML/CSS入門教室」 高橋朋代、森智佳子著 SBクリエイティブ
・「あなたの会社が90日で儲かる!」 神田昌典著 フォレスト出版


タイトルに「時間」を入れる本が後を絶たないことがおわかりいただけたと思います。人には、数字で確かめたい、数字で安心を得たい、という心理があります。

書籍にとってのタイトルは、ブログ・メールマガジン、LPにとってのキャッチコピーのようなものです。あなたのWebサイトで「かかる時間」をキャッチに入れてコンバージョンを確かめてみてください。

ユーザーが「それなら試したい!」と思う時間感覚は?

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では、実際に自社商品のキャッチコピーを作ってみましょう。自社商品のベネフィットは何でしょうか。そして、そのベネフィットを得るまでの時間はどれくらいでしょうか。一番大事なのは、ユーザーがその「時間」に魅力を感じるかどうかを意識することです。安っぽくならないよう、また信頼感を損なわないよう、ボディコピーやデータ資料でその根拠を提示しておくのも効果的です。


<キャッチコピー例>
1. 時間なし 「レスポンスが劇的にアップする方法」
→ 時間あり 「1日5分! 続けるだけでレスポンスが劇的にアップ!」

2. 時間なし 「デジタルマーケティングの基本を伝授します。」
→ 時間あり 「10分で納得! デジタルマーケティングの基本」

「時間メリット」、一番コンバージョン率が高まる言い方は?

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「かかる時間」が同じでも「3日で」というより、「72時間で」と言い方を変えると表現がひびく場合もあります。

また、かかる時間が長い方が信頼される商品もあるでしょう。費用に余裕があれば、同じ時間を別の表現で言い表して、両者を比較するA/Bテストを繰り返し、よりコンバージョンに近づける表現を探すのもいいでしょう。コピーを変えるだけで、思わぬヒット商品が生まれるかもしれません。

参考:
キャッチコピー力の基本 川上徹也著/日本実業出版社

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