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Web行動心理学研究所 - Powered by infodex co.

Web行動心理学研究所は、ディスプレイ広告のパフォーマンスを向上させるため、株式会社インフォデックスが外部有識者の皆さんと共に運営している研究チームです。 ユーザーがWeb広告と接触して反応する際の「行動心理」について、基礎的な研究やテスト配信に基づいたデータの蓄積~公開を行っています。 ブログでは、マーケティングや広告制作に活用できそうな行動心理の紹介や、行動心理を適用したバナーを実際に広告配信をして広告効果を検証したレポートなどを掲載しています。

【Twitterで検証済み】プロスペクト理論でCTRが2.2倍に

効果検証レポート

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先日ご紹介した、「人間は利益を得る場面では確実に取れる利益を取り、リスクを前にするとその全てを回避しようとする」行動心理、「プロスペクト理論」。
今回は「プロスペクト理論」を適用したバナーとしていないバナーでどれくらいの効果差が出るか、実際にバナーを制作し広告配信した結果をレポートさせていただきます!

※プロスペクト理論についてはこちらをご覧ください
www.web-bp-lab.com

レポート概要

商材は「Web行動心理学研究所」で、サイトへの誘導を目的として広告配信しました。本レポートはCTRを評価指標とします。

・配信メディア
Yahoo! Twitterプロモ
配信デバイス:スマートフォン
ターゲティング設定:なし
配信期間:一週間

<オリジナル>
Webの行動心理学なら Web行動心理学研究所

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プロスペクト理論を適用していないオリジナルバナーです。シンプルにWeb行動心理学研究所の訴求を行いました。

CTRは0.44%となりました。こちらの数値を基準にプロスペクト理論を適用したバナーの評価を行います。

<プロスペクト理論A>
Aを選んだアナタ。本当にそれでいいんですか?

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プロスペクト理論提唱者が行った実験をもとにしたクイズを掲載してみました。

「間違っているのか?」とユーザーがリスクを回避しようとする心理を生むため「Aを選んだアナタ。本当にそれでいいんですか?」と煽りを入れました。

結果、CTRは0.97%とオリジナル比222%!大きく上回りました!
上手く心理を煽れたのと、クイズ形式の効果で、Twitter上で広がりを見せたことが結果に繋がったと考えられます。

<プロスペクト理論B>
ギャンブルが好きなあなた! 知らないとますます損するかもしれませんよ?

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「ギャンブルが好きなあなた!」と強いコピーでユーザーに呼びかけ、リスクを想起させるコピーでプロスペクト理論を適用しました。

結果、CTRは0.27%と、今回の配信で最も悪いものになってしまいました…。

深くユーザーに刺さるように「ギャンブルが好きなあなた」というワードでターゲットを絞ったため、刺さるユーザーを減らしてしまった可能性があります。

おまけ Twitterプロモ、想像以上に良かったです

余談になりますが、今回の検証で初めて利用したTwitterプロモ。使い慣れたヤフープロモーション広告の管理画面から配信できましたし、impもクリックも想定以上に出たので非常に良い広告メニューだなと感じました。

リプライやフォローなどTwitter独自の数値も管理画面上で確認できます。個人的な備忘録も兼ねて、管理画面の項目の解説や掲載イメージをご紹介したいと思います。

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・エンゲージメント率とは
インプレッション数に対するエンゲージメントされた割合のこと。
エンゲージメント率(%)=エンゲージメント数÷インプレッション数×100
※エンゲージメントとは、ユーザーがプロモツイートをリツイート、返信、「お気に入り」登録、フォロー、クリックしたときなど、またはユーザーがプロモアカウントをフォローしたときのことを指します。

・eCPEとは
エンゲージメント単価のこと。
eCPE=合計コスト÷総エンゲージメント数(課金対象外のエンゲージメントを含む)
※プロモツイート用の指標

・CPLCとは
リンククリック単価のこと。
CPLC=合計コスト÷総リンククリック数

・CPACとは
アプリクリック(アプリストアへの遷移またはアプリの起動)単価
CPAC=合計コスト÷総アプリクリック数

※ちなみにですが、レポートのローデータをダウンロードすると管理画面上にはないまた別の指標がで出てきます。

Twitterプロモの広告掲載イメージ

今回はスマートフォン向けの配信だったので、スマートフォンのイメージになります。
ユーザーが使っているスマートフォンの機種によって表示は異なると思いますが、以下のような形で広告が掲載されます。

・フィード上の掲載イメージ

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赤枠で囲っている箇所が広告面です。
インストールボタンを押すとアプリのインストール画面に、広告全体をクリックすると以下のような広告のみの画面に遷移します。


・広告のみの画面イメージ

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フィードに掲載された広告自体をクリックすると、このような広告のみのページに遷移します。

まとめ

Twitterプロモで広告配信をした今回の検証では、プロスペクト理論Aバナーが最も良い結果を残しました!

同じくBもプロスペクト理論を適用したのですが、Twitter上で「ギャンブルが好きなあなた!」は、ちょっとターゲットを絞りすぎたのかもしれません。
Web行動心理学研究所では、引き続きプロスペクト理論の検証を行いますので、またこちらで広告配信結果のレポートなどをしたいと思います。


著:Web行動心理学研究所 諸永


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