心理学コラム
どちらに転んでもよい選択肢を用意して、「Aがいい? Bがいい?」と相手にあえて選択させる手法を、「ダブルバインド」といいます。
何かを判断したり決めたりする時、何を基準に判断していますか? 「利益や価値、便利」などのメリットによって判断すると思いますが、それらの損得勘定をするにあたっての基準が「準拠集団」からきていることをご存知ですか? 準拠集団とは? 準拠集団とは人…
人は他人の判断を頼りに行動してしまう傾向があります。これを「社会的証明の原理」と呼び、ビジネスではよく利用されています。
全世界のユーザーに向けてメッセージを発信できるインターネット。もしかして、世界中の“みんな”に向かってメッセージを発信しよう、なんてことを考えていませんか?
Webサイトをデザインするときの重要な要素のひとつに「色」があります。 「色」にはイメージがあり、そのイメージによって人の感情に訴えかけることができます。また同時に、人々も心理的に「色」を求めています。「色」から元気をもらいたい、幸せを感じた…
世の中にあふれるキャッチコピー。ウェブ上でも秀逸な作品が多数生み出されていますが、中には主語・述語・助詞など、文の要素が抜けた不完全なものもあります。
Web上の文章は面白くなければすぐ飽きられると言われています。画面上に大きく書かれたキャッチコピーを読んで、スルーするか、次も読み進んでしまうかは、そこに何か心にひっかかるものがあったかどうかがポイントです。
ウェブ上には、さまざまな広告があふれています。 一目で気に入る広告もあれば、全く興味を持てない広告もあるでしょう。また、同じ広告を見たとしても人によって印象が異なるため、不特定多数の人ではなくターゲットユーザーが興味を持ちやすい広告を作る必…
騒がしいパーティ会場や人込みの中でも、自分の名前が呼ばれた時は聞き分けられることを「カクテルパーティ効果」といいます。
顧客が商品やサービスに求めるものはさまざま。安さを追求する人もいれば、その一方で高級感を求める人もいます。
あなたは、自社で扱っている商品を、どんな人たちに知ってもらいたいですか? あなたが提供する商品の強みと想定しているターゲット像がマッチしていないと、いくら発信しても効果は上がりません。自社の強みとターゲット像のニーズをつなぐのは、共通の価値…
根強い人気を誇る「ワケあり商品」。商品をお得に購入できるというメリットはあるものの、なぜこんなにも人気があるのでしょうか?
コンバージョン率を上げることはWebマーケターにとって最大のテーマ。数あるテクニックのなかで、ボタンの色を変えたらクリック数が何倍も上がった! 登録者数が増えた! という声を聞いたことはありませんか。
マーケティング戦略の一つとして、ユングの類型論を生かしたユーザーペルソナを描いてみませんか。今、ユーザーの嗜好や価値観は多様化しており、同じ属性であってもニーズが違うということは多いもの。
Webサイト上の文章は、ユーザーとの対話。その対話がかみ合ったときに、ユーザーは「もっと知りたい。次へ進もう」、「信頼してついていこう」と思ってくれます。
高い売り上げを誇るウェブサイトのセンスが必ずしも良いとは限りません。オシャレさには欠けるけれど、売り上げがグングン伸びている……。
NLP(神経言語プログラミング)は「脳の取扱説明書」とも言われますが、行動を観察してタイプを見極めるという点では、行動心理学に近いかもしれません。
色が人の心に与える影響をご存知ですか? 色には、それだけでメッセージを伝えたり、イメージを喚起したりするパワーがあります。
自分で判断するのが難しいとき、つい専門家の意見を聞いてそのまま従ったことはありませんか。 人は「権威」の言うことにはつい安心して従ってしまうもの。その心理を「権威の服従心理」(後光効果)と言います。簡単に言えば、「この人の言うことなら聞こう…
キャッチコピーの印象を強めるテクニックによく使われるのが、「数字を使う」という方法。数字を使うことで、抽象的なイメージが具体的になり、説得力が増す効果があるからです。
ウェブサイトや広告バナーを作る際、第一印象にどこまでこだわっていますか? 第一印象は消費者心理に大きく影響するため、サイトの構成や配色だけでなく、文字の表記にも注意したいところです。 今回は、漢字・ひらがな・カタカナを使い分けることで、ユー…
『嫌われる勇気』が100万部を突破するなど、近年注目を集めているアドラー。彼の心理学の特長は、問題は「原因」ではなく、「目的」によって起きると考えていること。
今回は、第一印象の好感度をあげたいときによく使われる「メラビアンの法則」に則って、信頼されるWebデザインのポイントをご紹介します。
「タバコは体に悪いと知っているのに、禁煙できない」 心理学ではこのような状況を「不協和」と呼び、葛藤や不安の原因となる。そこで人は考え方や行動を変えることで不協和の解消を図ろうとする。
Web広告で、「この商品は、○○してお使いください」といったコピーを見かけたことはありませんか? これは、ミルトン・エリクソンが提唱した「ダブル・バインド」を応用したコピー。相手を何かに誘導したいとき、それが実行されることを前提条件として語り掛…
人間を「心の動き」で分類するユングの類型論。この類型論をWebサイトでのコミュニケーションに活かすには、どうすればいいでしょうか。
企業がよく実施するキャンペーンに無料/大幅値引きキャンペーンがあり、世間の話題にのぼることも少なくない。この種のキャンペーンの動機として、以下の「返報性の原理」があることは明らかだ。
ポケモンGOが大変な人気だ。ピークは超えたようなので、「だった」と過去形にすべきなのかもしれないが、「ポケモンの巣」と称される公園等には今でも多くのプレイヤーがうろうろしている。オッサンの私も見事にはまってしまいました(笑)。
今の私は仕事の関係で一年の大半を青森で過ごしているのだが、青森は各種都道府県ランキングで下位の常連で、なんと投票率でも全国最下位に定着している。
商品のメリットを表現する場合、例えば、人気の商品には「大人気」などのメッセージに長蛇の列のイメージ画像を挿入して見せたりしますね。 この時「文字と画像」の情報に整合性があることによって、商品のメリットを理解しやすくなります。